アンケート結果に関するお知らせ

2009/8/30投票の衆議院議員選挙に関する本キャンペーンのアンケート結果を公開いたしました。

アンケートの個票に関しては、ご署名頂いた方のみ、こちらからご覧いただけます。

Sign for 3nnp!

非核投票に署名

非核投票キャンペーンでは、 有権者の皆様に署名をお願いしております。 私どもの取り組みをご支援くださる方は署名をお寄せ下さい。

趣旨賛同者リスト

非核投票キャンペーンにご賛同いただいた皆様の一覧はこちらからご覧頂けます。

3nnpロゴを身につけよう!

3nnpピンバッジはこちらから
(ご署名を頂いた方のみご覧いただけます)

What is 3nnp campaign?

非核投票キャンペーンとは...

非核投票キャンペーンは、非核三原則を遵守する候補者に投票するキャンペーンです。

非核投票キャンペーンに寄せて

「2009年核廃絶の潮流を強めよう」(2009衆院選)

「非核の意思を明らかに: 政党、候補者、そして有権者への提言」(2007参院選)

関連資料

「『非核三原則』とは?」

3nnpロゴについて...

3nnpロゴ: "非"核への願い

Remarks

関連団体一覧

関連団体の詳細はこちらから

新着情報

[20/Aug./2009] 2009年衆議院議員選挙立候補者を対象としたアンケート結果を公表 [15/Aug./2009] 2009年衆議院議員選挙に向けた非核投票キャンペーンのお知らせ

[1/Aug./2009] 2009年衆議院議員選挙に向けた非核投票キャンペーン開始のお知らせ

個人情報保護方針

非核投票キャンペーンにおける個人情報の保護方針はこちらから

3nnpロゴ: "非"核への願い


株式会社Governance Design Laboratory代表取締役
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部講師
石橋直樹

非核三原則を象徴するロゴを考え始めた時、何より非核の"非"、否定を表す記号のスタディに時間をかけました。実際に採用した(non smokingでお馴染みの)禁止記号、数学の否定記号、もっというと、海外で広く使われる非核マーク(ピースマークと言った方が有名かもしれません)など、類似する記号は数多くありますが、今ひとつしっくり来ません。禁止マークは、物体の上に重ねて初めて意味を成しますが、この場合三原則をどう表すか?という点に問題があります。数学の否定記号は文法に則って記述する必要がある上、ほとんどの方に何の事やらわからない。ピースマークは、今でも人気のある記号ですが、歴史的に数多くの紛争や反戦運動、地域の政権やレジスタンス等によって、その意味が拡大解釈され、現時点では非核記号であることすら忘れられつつあります。

否定を表す記号として、日本人は「×」をよく使います。この記号は、ラテン語圏では基本的なアルファベット(要するにエックス)を構成するため、否定の意味は持ちません。しかし日本では、禁止、間違い、否定など、よろず否定的な意味合いのほとんどに、この×を用います。

もしかすると、ここまで広い意味で否定を表すという概念自体、日本特有(もしかするとアジア特有)のものなのではないか?そう思うに至りました。

そもそも、非核という概念一つとっても、海外と日本の認識は違うように思います。海外では、(たとえば前述のピースマークの場合など)非核はanti-nuclearとして扱われます。これは、核兵器を否定するという行動を、積極的に行うことを意味します。しかし、日本の非核は、核がないことが当たり前。誰かが行動を取るまでもなく、核兵器のない状態が戦後日本の平常であるわけです。

だからこそ、もしかすると、日本固有の考え方である非核を表す記号として、日本固有の否定記号である×は、非常に適しているのかもしれない。更にいうと、日本的な非核を世界に知っていただく記号として、もしかすると×は丁度いいのかもしれない。三つの非核を表す三つの×が、折り重なって、より大きな核兵器の否定を表す×を構成する。このような思考的発展から、本プロジェクトのロゴは産まれました。


石橋直樹

1973年東京生まれ. 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得後退学. 博士(政策・メディア). 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究教員(専任助手)を経て, 2005年より株式会社Governance Design Laboratory代表取締役. 2006年より駒澤大学グローバルメディアスタディーズ学部講師. データベースシステム, マルチメディアシステムの研究開発に従事する傍ら, CO2free.jp Project, mamenergy projectなど, 自然エネルギー普及促進を目的としたプロジェクトを推進. ACM, 情報処理学会, 日本データベース学会各会員.